プレゼント。
まごころと時間のプレゼント
今年の夏頃、
カッコいい肩掛けカバンを買ってあげましたが、
しばらくするとカバンがパンパンになってました。
ゴミとかペットボトル3本とか
めーいっぱい、パツンパツン。
カッコいい灰色の肩掛けカバンなのに台無しです。
いろいろ入ってましたので、
とーちゃんと一緒にカバンの整理をしました。
これは、、、ゴミ。
これは、、、大事。
これは、、、なんだ!?
これは、、、
いる、いらないを聞いて、
カバンから不用物を撤去してました。
とにかくシンプルに使って欲しい。
カッコよく使って欲しい。
と思ってゴリゴリ片付けをやりました。
カバンには、
白い素朴な手作りのハンカチが入ってました。
だいぶ古い感じがしたので、
このハンカチはいらないんじゃない?
いらない、新しいのかってあげるから。
と伝えたところ、
これは、
捨てられない。
とーちゃんいろいろ説明してくれましたが、
簡単に言うところの御礼の品だったようです。
お金がない中、もらったもの。
謝礼のかわり。
これがまごころって言うんだ。
そう言って、
大事にカバンの中にしまってました。
とーちゃん数十年間ずーっと
持ち続けてる様子。
なるほどー。
まごころって、
僕も見習いたいことだな。
と思いました。
とーちゃんはコロナ逝去なので葬儀はできません
お別れの場がないので、もしよろしければ
お手紙くださいと訃報連絡でお願いしました
すると、年末年始にも関わらず
ほんの数日間でたくさんのお手紙をいただきました。
ありがとうございます。
とーちゃんに渡します。
ただ、ネット情報ではありますが、
ホンマでっか?な情報ではありますが、、、
以下。
霊界の方が言うには、お手紙は開いて
読めるようにしてあったほうがいいよーとのこと。
封したまま納棺すると読めないらしいのです。
これ、僕は信じました。
というか、読めなければ意味ないじゃん、と思ったので。
いただいたお手紙はとーちゃんのものです。
僕のものではないので、中身は読みません。
ただ封筒から出して、お手紙を開いて、
とーちゃんが読めるようにしました。
お手紙をくださった皆さま、ご承知おきください。
そして、ありがとうございます。
まごころでした。
あとだいぶ昔のこと、
とーちゃんはお手紙のことを
時間のプレゼント
と言ってました。
書くときに相手のことを思って書く。
その人の時間を削って、書いている。
だから、時間のプレゼント。
寄せられた手紙は捨てられないよ。
実家には、
それはそれは大量なお手紙とハガキがありました。
ファイルするのが好きなのかもです。
なるほどなぁ。。。
今回、不躾で無謀なお願いではありましたが、
お寄せくださったお手紙、折り鶴、みかん、、、。
皆さまのまごころ、そして時間のプレゼント。
有り難く、大事にファイルにまとめてとーちゃんに渡します。
御礼を兼ねてここにご報告いたします。